2014年 03月 31日
金継ぎ <DIY>
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お気に入りのマグカップや食器が、ふとしたきっかけで
欠けたり割れたりしちゃう事ってありますよね。
別に高価なものじゃないんだけど、長年使っていて愛着が
有るものだったりすると、ガッカリを通り越して、寂しさすら感じます。
そんな時、愛着を持った物の形や風情を残したいと
考案された「金継ぎ」のご紹介。
金継ぎの発祥は茶の湯が盛んになった室町時代(14~16世紀)に
さかのぼるといわれており、 「金継ぎ」で繕った所を景色とよび、
美的に優れたものとする “侘びさび” の心や日本人のモノを大切に
あつかい再生させる精神は、日本文化のすばらしさといえます。
本来は、糊漆と砥粉、錆(さび)を使って修復しますが、
僕の場合は若干のアレンジを加えて簡易的な方法で
行ってみました。
【用意するものは】
・タミアのエポキシパテ
・金粉
・新漆
・新漆うすめ液
・細い筆
・サンドペーパー
STEP1
欠けてしまった箇所にパテを盛ります。
後から余分な箇所を削る為、あまり盛りすぎないのがコツです。
↓
STEP2
半日乾かしてある程度乾いたら、サンドペーパーで
擦る。 平らになるまで無心で擦る。 兎に角擦る。
これが一番キツイ作業。
↓
STEP3
新漆少量に金粉を入れて混ぜる。
薄め液をスポイトで垂らして、むらなく混ぜて、
極細の筆でなぞる。できるだけ丁寧になぞる。
↓
STEP4
割れの外側・内側を描きおわったら、そのまま
30分以上乾かす。
はみ出た箇所をカッターで削って完成!!
我が家では、割れてしまった湯のみや茶碗など
片っ端から金継ぎをして楽しんでいます。
by keihelp
| 2014-03-31 20:17
| DIY